クッキー
説明
ホームページを見たとき、そのホームページ自身がブラウザを使って私たちのパソコンの中に残していくメモのことをいいます。
解説
このメモには、そのホームページを見ているのは誰なのか、最後にそのページを見たのはいつなのか、そのページは今までに何回見たことがあるかなど、たくさんの情報が書かれています。
私たちがホームページを見ようとするとき、もしそのホームページを見るのが初めてだった場合は、ホームページはブラウザを使って
「○○さんという人が何時何分にここに来ました」
などというメモ書きを私たちのパソコンに残します。そして次に同じホームページを見ようとすると、ブラウザはそのホームページにクッキーというメモを見せてあげます。そして、メモを見たホームページは、今見ようとしているのは誰なのか、この人は今までに何回ここを見てくれているのか、この人が最期にこのページを見たのはいつなのかを知ることができるのです。
例えばあるホームページに
「○○さん、こんにちは!」
などと表示される部分があるとしましょう。当然のことですが、私たちがそのホームページを初めて見るときは「○○さん」というところに自分の名前は表示されません。しかし、このホームページは、
「何月何日何時何分何秒に、○○さんという人が見にきました。」
というメモをブラウザを使って残していきます。そして、もう1度同じページを見たときには、ブラウザがそのページにクッキーというメモを見せてあげるので、2回目からは
「□□さん、こんにちは。」
というようにきちんと自分の名前が入るようになるのです。
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