メモリ


説明
 パソコンが作業をするときに使う作業場所のことをいいます。

解説
 パソコンは電源が入り、メモリという机の上に作業に必要なものが並べられて初めて仕事にとりかかることができます。この机の上に何もなければパソコンは自分がこれから何をどうしたらよいのかがわからないのです。そして、この机の上に置かれるものはハードディスクから出してきます。つまり、ハードディスクが引き出しや本棚の役割で、メモリが作業机の役割をしているわけなのです。ですから、「メモリが足りない」という言い方をするときは、この作業机が狭いという意味なのです。机が狭ければ、使いたいものをハードディスクから机の上に置くことができるだけのものを出してきて、使い終わったらまたしまって次に必要なものを持ってきて・・・と、このような作業を繰り返さなければならなくなり、パソコンは1つの仕事をするのに大変時間がかかってしまいます。では、この机が広かったらどうでしょう?その仕事に必要なものを1度にたくさん並べることができるわけですから、まったり出したりする回数も少なくてすみ、その作業に時間を取られなくてすむわけです。その結果、1つの仕事にかかる時間が少なくてすみ、パソコンの仕事は速くなるわけです。

一口メモ
 このメモリには実は2種類あります。ここで説明したものが一般的なものでRAM(ラム)という種類で、これはパソコンの電源が切れると机の上には何もなくなってしまうものです。
 メモリという言葉が出てくるときには、ここで説明したメモリのことをいいます。

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