バックアップ


説明
 大切なデータを安全な場所にコピーして保存することをいいます。

解説
 「バックアップする」、「バックアップを取る」という使い方をします。
 パソコンは、一見壊れにくそうに思えますが実はそうでもないのです。ハードディスクに傷がついたり熱や衝撃などで壊れたりして、その中に保存しておいたデータを見ることができなくなってしまうことがあります。ハードディスクが壊れてしまった場合、その壊れた部分にしまってあったデータは二度と見ることはできません。そして、ハードディスクの壊れた部分にWindowsが置いてあった場合、Windowsそのものが起動しなくなるというとんでもない状態になってしまい、大切なデータそのものは壊れていないにもかかわらずWindowsが動かなくなってしまったためにそのデータを見ることができないといった状態になってしまいます。しかし、もし全く同じデータが別の場所にしまってあったとしたらどうでしょう?例えハードディスクが壊れてしまっても大切なデータを失ってしまうというようなことはなくなりますね。そこで必要な作業がこのバックアップなのです。また、このバックアップの作業で作成されたデータのことをバックアップデータといいます。

一口メモ
 ここではハードディスクが壊れた場合のことを説明していますが、これはハードディスクだけに限ったことではありません。フロッピーディスクでも同じことがいえます。ですから、大切なデータは必ず同じものを2つ以上つくって、それぞれ違う場所にしまっておくようにして下さい。
 また、バックアップデータをできるだけ新しい状態にしておくために、月に1度、1週間に1度などといった感じで定期的にバックアップの作業を行うようにして下さい。

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