スクリーンセーバー
説明
ブラウン管を使ったディスプレイで、画面に文字や画像が焼き付いて消えなくなってしまわないように、画面表示を消したり代わりに動く画像を表示したりするソフトのことをいいます。
解説
ブラウン管を使用したCRTディスプレイ(大きくて重たいディスプレイ)では、長時間同じ画像を画面に映し続けていると、その画像が画面に焼き付いてしまうことがあります。そうなると、他の画像を映していても画面に焼き付いてしまった画像と重なってしまい画面が大変見にくくなってしまいます。では、そうならないためにはどうしたらよいのでしょう?そうです。長時間同じ画像を表示させなければよいわけですね。それを行うのがスクリーンセーバーというソフトなのです。このソフトは一定の時間画面表示が変わらなかったら表示を消したり、今表示されているものの代わりに動く画像を表示したりして、ディスプレイへの画像の焼き付きを防ぎます。そして、スクリーンセーバーはマウスを動かしたりどこかのキーを押したりすることで元の画面表示に戻すことができます。なお、液晶ディスプレイ(薄いタイプのディスプレイ)ではこの焼き付きは起こりません。
一口メモ
スクリーンセーバーには、単にディスプレイへの画像の焼き付きを防ぐ他にも、長時間パソコンの前から離れるときに作業中の画面表示を他人に見られないようにするという役割もあります。この用途でスクリーンセーバーを使うときは、スクリーンセーバーの画面から元の画面表示に戻すためのパスワードを入力させるようにしておくとよいでしょう。パスワードを設定しておくと、例え他人が勝手にパソコンを触っても画面表示を見られたり余計なきー入力をされたりることはありません。
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