拡張子
説明
ファイルがどんな種類なのかがわかるようにするために、ファイル名の最後に付ける文字のことをいいます。
解説
私たちがつくったりWindowsが必要なときにつくったりするたくさんのファイルにはいろいろな種類があります。ワープロソフトでつくったファイル、表計算ソフトでつくったファイル、画像のファイル、音のファイル、Windowsが作業をするためにつくったファイル、ソフトが動くために必要なファイルなどいろいろなものがあります。こういった種類をファイルの名前を見ただけでわかるようにするための文字が拡張子なのです。拡張子はファイル名の最後にあり、ピリオドから後の半角文字のことです。通常は3文字か4文字が一般的ですが、Windowsでは特に決まりはありません。
また、Windowsではこの拡張子を見ることで、ファイルをどのソフトで開けばよいのかがわかるようになっています。つまり、内容を見たいファイル名でエンターキーを押すかダブルクリックするかのどちらかで内容を見ることができるのは、Windowsがこの拡張子で内容を見るためのソフトを判断しているからなのです。
しかし、Windowsの最初の設定では登録されている拡張子は表示されません。それは、私たちが通常作業をするときはその拡張子が見えなくても問題ないことと、うっかり拡張子を書き換えてしまったらファイルの内容が見えなくなってしまうことがあるからなのです。ですから、通常はこの拡張子を見ることはあまりないかもしれません。もちろん、拡張子が見えるように設定を変えることはできます。
一口メモ
代表的な拡張子には次のようなものがあります。
1 音ファイル
.aif .mid .midi .mp3 .wav
2 動画ファイル
.avi .mov .mpg .mpeg
3 バックアップファイル
.bak
4 画像ファイル
.bmp .gif .jpg .jpeg
5 ワードファイル
.doc
6 エクセルファイル
.xls
7 文字のみのファイル(テキストファイル)
.txt
8 圧縮されたファイル
.lzh .zip
9 Windowsが扱うファイル
.dat .dll .exe .ini
10 ホームページに使われるファイル
.htm .html
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