チェーンメール
説明
メールを出した人が、それを受け取った人にそれと同じ内容のメールをたくさんの人に送るようにと勧めているメールのことをいいます。
解説
受け取った人が他の人にそのメールを送り、今度はそれを受け取った人がまた次の人へとメールを送る・・・このように、鎖のようにメールが続いていくことからチェーンメールと呼ばれているようです。このチェーンメールは、「これに書かれていることを10人以上の人に知らせないと自分が不幸になるといった不幸の手紙」のインターネット版だと思ってもらうとよくわかるのではないかと思います。チェーンメールはほとんどがいたずら目的ですが、中には募金や献血を呼びかけている善意のもののように思えてしまうものもあります。他にも「新しいコンピュータウィルスが出た」などといって、受け取った人が急いで他の人に教えてあげなければいけないという気持ちになってしまうようなものもあります。ですからついついそのメールの指示通りに他の人にメールを送ってしまいがちになりますが、このチェーンメールの送信はネチケット(インターネット上でのエチケット)に反することですのでやめましょう。もし、自分のところにそういうメールが届いたとしても、それがどんな内容であろうとも他の人に送信しないで下さい。たくさんの人たちがそのようにしてメールを送り続けると、それを取り扱うサーバーと呼ばれる場所にとって大変大きな負担になってしまうからです。その結果、場合によっては大多数の人たちがインターネットができなくなってしまうという状況にもなりかねません。
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