ビット
説明
コンピュータ(パソコン)で扱うことができるデータのいちばん小さな単位のことをいいます。
解説
重さや長さなどを表すためには、キログラム、センチメートルなどといった単位を使いますね。これと同じように、コンピュータで扱うことができるデータの大きさにも当然単位があります。おそらく皆さんがよく耳にされるのはキロバイト(KB)やメガバイト(MB)などではないでしょうか?しかし、これは最小の単位ではありません。キログラムのもっと小さな単位にはグラムがあるように、バイトという単位にももっと小さな単位があり、それがビットなのです。
では、このビットというのはいったいどんな単位なのでしょう。このことを知るためには、まずコンピュータが理解できる言葉、つまりコンピュータ語が何かを知っておく必要があります。コンピュータは難しい作業をたくさんこなしてくれるのでものすごい言葉を使うのかとついつい思いがちですが、実はコンピュータがわかる言葉は0と1、たった2つだけなのです。この0と1がズラズラ並んでいるものをコンピュータは読み、それを処理していくわけなのです。ビットという単位は、そのズラズラ並んでいる0と1それぞれのことなのです。つまり、コンピュータが「01010」という並びのコンピュータ語を処理するということは、5ビットのデータを処理するということになるのです。
一口メモ
ビットが8個、つまり8ビットを1バイトといいます。そして、このバイトが1000個集まってキロバイト、キロバイトが1000個集まってメガバイトといいます。詳しいことはまた講座でそれぞれ取り上げます。
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